どうも~生まれも育ちも東京のけやきです^^
池袋の丸善は、なかなか面白い場所です!
上の写真を見ていただくと分かるように、丸善と書いていなければ鉄道博物館ですか?というような入り口です。
1階にあるカフェは天井が高く、開放感がい~んですよ~^^ そしてガラス張りの窓なので店内は明るく、窓際には電車が運転席部分だけ置いてあり魅力的な空間になっています。
そして地下1階と2階に、都内最大級という広さ文の房具売り場があります。ここの丸善は、本屋さんはなく文房具屋さんだけなんです。
今回お伝えしていくのは、
- 池袋丸善について
- 池袋丸善のカフェメニュー
- 丸善の看板メニュー[ハヤシライス]について
- 万年筆について
- カフェに置いてある電車のこと
についてお伝えしていきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
目次
池袋の丸善の雰囲気は?
丸善は1868年(明治2年)創業で、今年(2019年1月)150周年を迎えたのだそう!
丸善の創業者は早矢仕有的(はやしゆうてき)という方で、「日本の発展と、人びとの幸福に寄与する」という思いから西洋の知識や文化を日本に紹介してきたのだそうです。
早矢仕有的は元々お医者様だったのですが、慶應義塾で福沢諭吉から学んだことにより、諭吉から実業の才能を買われ、住まいのある横浜にの丸善の前身となる「丸屋商社」を創業。
丸善では「国内初」という取り組みが多くあるんです。例えば、株式会社を初めて始めたのも丸善、ブリタニカ国際大百科事典の元となった「大英百科全書」を日本で初めて販売したのも丸善なんです!
そしてそして、あのハヤシライスも、丸善創業者の早矢仕有的さんが考案されというのが有力な説なのだとか。又その話は後ほど~。
池袋の丸善は1階にカフェ、地下1階に一般的な文房具があり、2階に高級文具や万年筆が売っています。
地下1階
- 一般筆記
- ファイル
- 事務用品
- 教育用品
- 画材
- カード
- レター
- シール
- のし袋
- 和文具
と豊富な品ぞろえです。そうそう、電車があるだけに、Suicaのペンギングッズも売られていましたよ^^
2階
- 高級筆記具
- オリジナル革小物
- バッグ
- 机上用品
- システム手帳
- 雑貨
- デザイン文具
万年筆売り場では、
- PILOT
- PARKER
- PELIKAN
- SAILOR
- SHEAFFER
- STAEDTLER
- CROSS
- DAVIDOFF
- SPACEPEN
- DAKS
- WATERMANCARAND’ACHE
とざっと見ただけでも、様々なメーカーのものが置いてありました。
可愛いデザインのものもあり、欲しくなっちゃいました^^
2階にはレゴスクールもありました。
このあとは、池袋の丸善のカフェメニューについてお話しますね。
池袋丸善のカフェメニューは意外と豊富
では、早速みていきましょう!
このあとは、ハヤシライスを考案したのは、早矢仕有的なの?についてお話していきますね。
ハヤシライスは丸善の創業者、早矢仕有的が考案者?
ハヤシライスは、丸善の創業者の早矢仕有的が考案したという説が有力らしいですよ^^
丸善100年史には、
- 早矢仕有的が友人たちへ肉や野菜をごった煮にしてご飯と一緒にもてなしていたところから「早矢仕ライス」と呼ばれるようになったという説
- 丸善が創業されたころは、閉店後に英語や簿記を教えていたそうです。そのときに、元医師である有的が、見習生たちに栄養がある食べ物を食べさせたいという思いで振る舞っていたからという説
- 元医師として、病人の滋養供給のためにつくられたという説
と諸説あるようですが、いずれも早矢仕有的さんが関係していますね^^
そして9月8日は「ハヤシの日」なんですって。なぜこの日になったのかと言うと、早矢仕有的さんの誕生日なんだそうです。
池袋の丸善では、万年筆も多く扱っているので少し書いておきますね。
万年筆を初めて扱ったのは丸善だった?
万年筆も日本で初めて、輸入販売したのが丸善なんです!
明治17年に初めて取り寄せたのは、「カウロスタイロ グラフィックペン」
それは、軸先に針が少し出ていて、紙に軸の先をつけると針が引っ込み、周りからインクが流れでるという今の万年筆とは違うものだったらしいです。
その後、明治28年に今と同じ万年筆の形の「Fouintain Pen(泉筆)」を輸入。
初めは万年筆ではなくて泉筆ってよばれてたんだね
「カウロスタイロ グラフィックペン」を熱心に普及活動をしていたのが、丸善の売り場担当の「金澤井吉」という方で、通称「萬吉」と呼ばれていたんだ。
そしてだんだん「萬さんの筆」「万年も使える筆」と呼ばれるようになりここから「萬年筆」という名称になったという説があるんだって。
へ~!知らなかった~!
さてさて、丸善と電車の関係がちょっと気になるところですよね。次はそこについて触れていきますね。
池袋丸善のカフェにはなぜ電車が置いてあるの?
行くとびっくりするのですが、MARUZEN CAFEのなかには、電車が3台も置いてあるんです!
なんで、電車が置いてあるの?
それはね、このビルのオーナーの後藤文男さんは、鉄道好きのための雑誌「鉄道ファン」の編集長だった人で、以前からビルの中に電車を置きたいって思っていたんだって。
池袋は西武線が走っているから西武鉄道新2000系を選んだんだけど、あとは黄色に合うのは赤かなって京急(京浜急行電鉄800系)をとなりに置いたんだ。
ね。合うよね~!きれいだよね~!
東京急行電鉄7700系も中に置いてあります。
京浜急行電鉄を中から見たところ
京急は、顔がダルマに似てるって言われてて、「ダルマ電車」って呼ばれてるんだ。運転席にダルマを置いてあるなんて、にくい演出だね!!
では最後に池袋の丸善の基本情報です。
池袋の丸善の基本情報
住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋2丁目25番5号 藤久ビル東5号館 B1~2F
TEL:03-5962-0870
営業時間:10:00~21:00
定休日:年末年始
JR池袋駅、東武東上線池袋駅東口より徒歩5分
東京メトロ有楽町線/副都心線/丸の内線池袋駅39番出口より徒歩1分
西武池袋線池袋駅 西武南口より徒歩2分
いままでの内容をまとめていきましょう。
まとめ
- 会社を株式会社にしたのも、万年筆を初めて輸入したのも丸善が日本で初めてである
- 池袋の丸善のカフェメニューは、ハヤシライスが売り!
- ハヤシライスは、丸善創業者が考案したと言われている
- 万年筆の名前の由来は、通称「萬吉」さんが、熱心に売っていたところから来ている
- 池袋の丸善のカフェには電車が3台もある!
このビルのオーナーの後藤文男さんは、「この場所が新名所になったらいいなあ」と思っているのだそう。ビルの中に電車ってなかなかおもしろい風景ですよ!一見の価値あり!
池袋の丸善には本屋さんがないのですが、ジュンク堂書店がすぐそこ(2、3軒隣の並び)にあるので、本屋さんにも行かれたい方はこちらへどうぞ。
池袋のジュンク堂書店について書いた記事はこちらです^^よかったら読んでみてくださいね。⇒池袋ジュンク堂へのアクセス!方向音痴の私でも大丈夫な行き方