うさぎや

「うさぎやって東京に3店舗あるけど、同じお店なのかな?」
「どらやきの味はどの店舗も同じなの?」

どうも~!生まれも育ちも東京のけやきです^^

東京三大どら焼きの一つと言われている「うさぎや」ですが、東京都内に3店舗あるのをご存知でしたか?
実は、上野日本橋阿佐ヶ谷とあるんです。

大正時代に上野店が出来、日本橋店と阿佐ヶ谷店は昭和になってからお子さんが開いたお店だそう。でも、「うさぎや」という名前は同じなのですが、各店舗ごとに少しずつ材料や作り方が違うようです。

普段はそこまで差を意識してはいなかったのですが、うさぎやファンとしての興味からじっくりと食べ比べてみると、細かい部分まで少しずつ違いがありました。こうした発見は本当に楽しいですね~。

どら焼きの他にも、うさぎの形をしたうさまんじゅう最中羊かん生菓子も人気のお店です。

では早速うさぎやのどら焼きを食べ比べていきますね。

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うさぎやのどら焼きを食べ比べ !大きさから賞味期限までレビュー

うさぎや どら焼き
左から、上野店、日本橋店、阿佐ヶ谷店のどら焼き。

3店舗のどら焼きを食べ比べました。大きさやあんや皮、賞味期限の違いなどまとめましたのでご覧ください。
手づくりの為、いつも同じように作られているわけではないと思います。ご承知おきくださいませ。

上野店日本橋店阿佐ヶ谷店
重さ103g118g120g
直径9.7cm9.6cm9.3cm
高さ2.8cm3cm3.5cm
あん・みずみずしくしっとりとしている
・甘さは3店舗の中で中くらい
・つぶあん
・色が一番濃く、ぼってりとしているがみずみずしさもある
・3店舗の中ではやや甘い
・つぶあん
・みずみずしく粒が残っている
・さらっとした甘さがちょうどよい
・つぶあん
・焼き色はやや濃いきつね色
・もちっとした食感
・焼き色はきつね色
・もちっとした食感
・焼き色は薄め
・もちっとした食感
どら焼きの口ぴったりくっついている開いているぴったりくっついている
値段205円(税込)210円(税込)205円(税込)
賞味期限製造日の翌日まで製造日の翌日まで製造日を入れて3日間
とことん比較しようと思ったら、いつの間にかメジャーと電子計りまで持ち出してしまいました(笑)

この通り、サイズも微妙に違いますし、見た目にも少しずつ差があります。それと特筆すべきはあんの甘さの違いですね。

全店舗甘すぎるということはないのですが、食べ比べてみると、日本橋のものが一番甘く感じました。見た目も黒くなっており、他店より煮ている時間が長いのかなという感じがしました。

この辺りは好みが分かれるポイントですよね。ちなみに、同じく好みが分かれる点として、あんの量の差も伺えました。ここからは各店舗のどらやきにより詳しく触れていきますが、まずはそうしたあんから見ていくとしましょう。

3店舗のどら焼きの断面と開いた時のあんの感じ

上野店 どら焼き
うさぎや どら焼き 上野店

日本橋店 どら焼き

阿佐ヶ谷 どら焼き
うさぎや どら焼き 阿佐ヶ谷店

開いた時のあんの感じ
うさぎや どら焼き

左から、上野店・日本橋店・阿佐ヶ谷店。

各お店ごとに、少しずつ皮やあんの様子がちがいますね。では、原材料の違いも見ていきましょう。

うさぎや どら焼きの原材料

3店舗の原材料を見てみると、日本橋店の材料が一番少なくシンプルですね。共通している材料は

  • 砂糖
  • 小豆
  • 小麦粉
  • はちみつ
  • 上野店ではこれに

  • 水飴
  • 膨張剤
  • 日本橋店では

  • 重曹
  • 阿佐ヶ谷店では、

  • 水飴
  • みりん
  • 膨張剤
  • が加えてあります。

    材料を記すときは、量の多い順に書いてあるのだそう。
    上野店は砂糖が1番目に書いてあるけど、日本橋店は小豆が1番目に書いてあるなど見てみると面白いですね。

    上野店のどら焼きの材料

  • 砂糖
  • 小豆
  • 小麦粉
  • 全卵
  • はちみつ
  • 水飴
  • 膨張剤
  • 日本橋店のどら焼きの材料

  • 小豆
  • 砂糖
  • 小麦粉
  • 全卵
  • ハチミツ
  • 水飴
  • 膨張剤
  • 阿佐ヶ谷店どら焼きの材料

  • 小麦粉
  • 砂糖
  • はちみつ
  • 小豆
  • 水飴
  • みりん
  • 膨張剤
  • どら焼きの3店舗の違いがわかったところで、各店舗のお店の情報をお伝えしていきますね。

    上野店

    けやきけやき

    1月の始めだったので、立派な門松が飾ってありました^^そしていつものように、お店はにぎわっていました。
    上野店は間口が広く店員さんも4~5人いらっしゃるので、さほど待たずに買えます。

    上野店は工場が店舗の地下にあり、1日に何度も焼いているので、焼き立てを食べられる機会も多いんです。焼き立てではなくても、たいていあたたかいどら焼きをいただけます!

    「お店の方に焼き上がる時間は決まっているんですか?」と聞くと、その日どのくらい売れるかによって調整しているので、時間は決まっていないんだとか。

    今日も温かいどら焼きが買えました!娘ちゃんはうさぎやでできたてを頂くのは初めて。温かいどら焼きを手にすると、ものすごく嬉しそう。一口食べると満面の笑み。

    娘ちゃん娘ちゃん

    わ~!あんがキラキラしてるよ!!あったかくてめっちゃ美味しい\(^o^)/できたては最高だね!

    上野店は、創業大正2年創業。創業者の谷口喜作がウサギ年なので「うさぎや」という屋号になったのだそう。

    どら焼きの生地は、両面焼きなのが一般的で、上下から気泡が入っていますが、上野店では上火で片面だけを焼くので、片側から気泡がが入り生地を貫通しています。この気泡が少しのさっくり感を生み出しているんだそう。

    そう、少しさくっとしてもっちりした皮が美味しいんですよね。

    好みは人それぞれで、3店舗とも全部美味しいんですが、私の好みだと上野店が一番かな。私は濃厚なものは苦手なのですが、日本橋店のものはあんが他店より濃厚な感じがします。上野店はあんがさらっと入っていくんですよね。

    上野店の、どら焼きの皮を美味しくいただけるのが、うさぎやカフェにある「うさパンケーキ」こちらも超オススメです!

    日本橋店

    うさぎや 日本橋本店
    うさぎや 日本橋本店

    うさぎや 中央通り店
    うさぎや 日本橋店

    日本橋のお店は2店舗あります。こちらは、創業者の三男が昭和23年に創業。

    中央通り店に伺うと、今日も並んでいました。小さなお店なので、外まで並んでいます。10分位で順番が回ってきました。
    午後1時頃「どら焼きはできたてですか?」と聞くと、「工場は別の場所にあるので、できたてではありません」と言われました。以前午前10時ころに伺ったときは、温かいどら焼きでした^^

    うさぎや どら焼き 日本橋店

    上野店は1日に何回も焼くようですが、日本橋店はいっぺんにまとめて焼くのでしょうか。

    日本橋店のどら焼きの皮は、他店と比べてきめ細かく、見とれちゃうくらい美しいんです。あんはぼってりとしていてみずみずしく、しっとり輝いています。

    3店舗の中ではやや甘く感じますけれど、一般的なお菓子からすると、甘さが控えめでとっても美味しいです!

    日本橋のお店だけを書いた記事はこちら⇒うさぎや日本橋店を徹底レビュー!どら焼きをメインにご紹介

    阿佐ヶ谷店

    阿佐ヶ谷店も賑わっていて、10分位待ちました。いつもは喫茶もやっているのですが、今日は1月の始めでお忙しいのでしょう。やっていませんでした。喫茶ではあんみつかき氷がいただけます^^

    阿佐ヶ谷店は、創業者のお嬢さんが昭和32年に創業。
    小豆を煮た後は水分だけを煮て、小豆に甘みが入らないようにしているのだそう。こちらが一番甘さ控えめに感じます。
    皮が他店よりやや厚く、どら焼きの高さが3.5cmと一番高さがあります。

    どら焼きはほんのりあたたかったです。こちらのは皮が他店より厚く、あんが少なめという印象。私はあんより皮が好きなので、このバランスは好きです^^さらっとしたあんで、食べやすく美味しくて、女性好みかも。

    どら焼きの次に人気なのが、うさぎの形をしたうさぎまんじゅう。こちらも店舗によって違うんですよ~。

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    うさぎまんじゅうの食べ比べレビュー!

    うさぎやといえばどら焼きが有名ですが、「うさぎまんじゅう」もうさぎの形が可愛くて人気があります。こちらも、店舗ごとにそれぞれ違いがあるので、食べ比べてみました^^

    上野店
    うさぎや うさまんじゅう

    3店舗の中では一番大きい。皮から大和芋の味が強く感じられます。あんはこしあん。
    甘さ控えめな上品なお味でおいしい。(185円税込)

    原材料(上野店だけ書いてありました)

  • 砂糖
  • 小豆
  • 大和芋
  • 上新粉
  • 赤色33号
  • 赤色105号
  • 日本橋店

    うさぎや うさまんじゅう

    触ると、ふわふわ&もちもちとしていてやわらかい皮(求肥に卵白や砂糖などを加えているのだそう)の中に、こしあんが入っていて上品なお味。甘さひかえめで、柔らかくて美味しいです^^

    こちらはおまんじゅうではなく、生菓子です。お抹茶に合いそう。やわらかいので、箱に入れてくれますが箱代が10円かかります。(210円税込)

    阿佐ヶ谷店

    うさぎや うさまんじゅう

    大和芋を使っているのではないかと思います。皮とあんのバランスが良く、上品なお味。あんはこしあんで甘さはひかえめで美味しいですよ~^^(172円税込)

    では各店舗の基本情報を見ていきましょう。

    うさぎや基本情報

    上野店
    住所:東京都台東区上野1-10-10
    電話:03-3831-6195
    営業時間:9:00~18:00 
    定休日:水曜日

    日本橋本店
    住所:〒103-0027 東京都中央区1丁目-2-19 日本橋日本橋ファーストビル1F
    電話:03-3271-9910
    営業時間:9:30~18:00(予約の引き取りは17:30まで)
    定休日:土・日・祝日

    日本橋中央通店
    住所 〒103-0027 東京都中央区日本橋1丁目3−8 ディアマントビル
    電話:03-3271-9880
    時間:9:30~18:00
    休日:日・祝日

    阿佐ヶ谷店

    住所:東京都杉並区阿佐谷北1-3-7
    電話:03-3338-9230
    営業時間:9:00~19:00
    定休日:土・第三金曜日

    うさぎや上野店

  • 東京メトロ銀座線 上野広小路駅A1出口より徒歩4分
  • 都営地下鉄大江戸線 上野御徒町駅A4出口より徒歩4分
  • 東京メトロ千代田線 湯島駅 6 出口より徒歩4分
  • 東京メトロ銀座線 末広町駅 2又は 4 出口より徒歩5分
  • JR山手線・京浜東北線 御徒町駅南口より徒歩8分
  • うさぎや日本橋本店
    東京メトロ銀座線、東京メトロ東西線、日本橋駅A4出口から徒歩1分。

    うさぎや中央通り店
    東京メトロ銀座線、東京メトロ東西線、日本橋駅B9出口から徒歩1分。

    うさぎや阿佐ヶ谷店
    JR阿佐ヶ谷駅北口より徒歩2分

    では、最後にまとめです。

    まとめ

    うさぎやのどらやきを3店舗で比べてみると、一見すると分からない違いが、たくさんありましたね。

    • 3店舗のどら焼きは、材料や作り方、味も少しずつ違っていてそれぞれに個性がある
    • 3店舗のうさまんじゅうもそれぞれ形や材料が違っている

    3店舗のどら焼きやうさまんじゅうを食べ比べるのは、とてもおもしろかったです!

    食べ比べてみると、少しずつ違うのですが、やっぱりどれもうさぎやのどら焼きだな~という共通するものもありました。それは、皮がもちもちして弾力があるところと皮とあんのバランスが絶妙なところ。

    そして、やっぱりうさぎやのどら焼きは美味しい!これに尽きます!

    当ブログの管理人"けやぽん"ってこんな人!? ⇒詳しいプロフィール
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